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留学密着レポート Vol 2
記事: Satomi Otaさん (トロント / バンフ・学生→ワーホリ)
Q. 仕事探しで苦労したことは？
レジュメをお店に直接配り歩くのが苦手で最後まで慣れませんでした。インターネットでの応募を中心に気になるところは直接フォローする方法をしていました。レストランではなく、リテイル業界で働きたいという希望が強く、自ら選択肢を狭めてしまっていたのもあったと思います。
ロクシタンの採用では、電話でのインタビューやマネージャーとのインタビューも小売に対する経験を問われるようなもので、例えば『難しい注文をつける顧客に対してどのような手段でアプローチをし、売上につなげていくか。』というような実践的な質問内容が多く、それを英語でまとめるのに苦労しました。私自身、小売での経験はあまりありませんでしたが、日本で営業として働いていた経験をうまくあてはめつつ対応しました。
Q. どんな仕事内容でしたか？
Beauty Advisorとして商品の説明や購入のアドバイス、販売が主な仕事でしたが、私の働いていた店舗は小さく基本1名の体制だったため、レジや本部への営業報告、開店・閉店業務、電話対応など、発注以外のほぼ全ての業務を担当していました。
大手らしく、研修がきっちりしていたので覚えなくてはならないことがとても多かったです。さらにひとり立ちしたら1人で働かなくてはいけなかったのでごまかしもきかないところが、自分の名前でその日の売上が記録されていたので、日々プレッシャーが大きかったです。
Q. 職場でうれしかったこと、悔しかったことについて教えてください
お客さんとの何気ない会話の中から、興味や需要を見出して商品をオススメするのが楽しかったです。私のアドバイスを聞いて、お客さんがたくさん商品を購入してくれた時はうれしかったです。
特殊な症状などを言われ、私が単語が分からずうまく対応できないうちに諦めて帰られてしまうのは悔しかったです。また専門分野のボキャブラリーの不足から商品の良さを伝えきれなかった時もとても悔しく思いました。
Q. この仕事経験を通して何か自分が変わったことはありますか？
化粧品を説明するための形容詞や、商品知識としての単語もたくさん覚えなくてはならず、はじめはとても苦労しました。本部への報告メールや電話応対などもやっていたため、オフィスで働くような経験も少しできたのは良かったと思っています。日本人のいない環境で英語で研修を受け、英語を使って商品の説明をしたり、お客さんとコミュニケーションをするということは自分の自信にもつながりましたし、学校では学べない生きた英語を学んで活用できる貴重な経験でした。また研修がとても充実していて、何気ない会話の流れからお客さんの需要を読み取っていくようなロジックの部分もしっかり指導があり、基本的なリテイル業界における販売テクニックも学ぶことができました。
Q. これから渡航するワーホリ生徒さんへメッセージお願いします
たとえ、留学生は採用しないような職場でも熱意とタイミングさえあれば採用のチャンスはあります！ただし、もしその分野の知識や職業経験があれば大きなアドバンテージになると思うので、例えばカフェで働きたいなど、希望があれば日本で同様の職業をアルバイトでも経験をしておくと、採用のチャンスはぐっと広がると思います。受け身ではなく、自信を持って自らを売り込んでアピールしていく積極性が特に海外では大切だと思います。
過去の生徒さんでL’occitaneで働いた方がおらずSatomiさんが初めてでした。私も個人的に好きなお店だったので採用された！とご連絡もらった時は羨ましかったです笑。チャレンジだけど楽しい、とお話されていましたが、まさか一人でお店任されていたとは思わなかったです。なんでもうまく行くとうれしですが、このお仕事通してうれしさ、楽しさ、悔しさなどいろいろと経験されたからこそ最高の思い出にできたと思います。お土産のハンドクリームありがとうございました。まだ大事に使ってます！Get in touch!