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留学密着レポート Vol 11

記事: Naokoさん (トロント・ワーホリ)

Q. 留学前はどのような生活を送っておりましたか?
留学前、私はプロバスケットボール選手として日本のトップリーグで10年間プレーしていました。朝から晩までずっと練習・練習の毎日でした。怪我もありましたし精神的にも肉体的にもプロとして続けていくのは難しいなと思い、2年前に引退を決断。その後は、自分のやりたい事に時間とお金を使い新しいことを学びたい、バスケ以外の世界を見てみたいと強く思っていました。海外遠征の経験から海外には興味があり、海外で暮らしてみたいと思っていたのでまずは英語の勉強&休暇も兼ねてセブ留学に4ヶ月ほど行きました。

Q. 渡航前、トロント留学をどのようにイメージしていましたか?また、留学での目標はありましたか?

私は何か目標があって留学したわけではないんです。先ほど述べた通り、ただ単に“海外で暮らしたい!”という思いだけでトロントに来ました。留学に対してのイメージもそこまでしていなくて、、、ただただワクワクとドキドキで胸がいっぱいだったのを覚えています。目標ではないですが、一年間でのBucket list は作っていました!
Q. トロントでのステキな出会について聞かせてください。
色々な偶然が重なり、素敵な方と知り合う機会がありました。スポーツ観戦がお好きで、ブルージェイズ戦の (対戦相手の) ベンチ横のシートを年間契約していたり、いくつかのメジャーリーグの監督たちとも知り合いだったりする方だったんです。

その方からある日、ワシントン・ナショナルズのDave Martinez監督とピッチングコーチと一緒に朝食するんだけど来る?というお誘い頂きました。頭の中は???でしたが、こんな経験できないと思い“ぜひ行きたいです!“と返事をしました。全く会話に入れなかったので (私の英語力ではチンプンカンプンでした涙)、注文したパンケーキを楽しんでいたのですが、最後に少し会話した中でDaveが「子供たちに楽しくバスケを教えるのも良いんじゃない?」とセカンドキャリアについてアドバイスくれたんです。ただその時の私は全く指導に興味がなかったので、軽く流しちゃって (おーーーーい。) 笑。その後、子供たちの指導の楽しさに気付き、コーチってなんて素敵な仕事なんだろう!と思うようになったので、もしまた会える機会があれば、あの時のアドバイスをありがとうと伝えたいですね。

大リーグの監督と朝食だなんて、、、本当に夢のような時間でした。

Q. ミシサガへお引っ越されましたが、どのような生活を送っていましたか?

トロントからミシサガに引っ越してからは、バスケ漬けの毎日でした!ホームステイ先のファミリー (日本人) がバスケが大好きで、キッズが3人居るのですがみんなバスケをしていて、学校から帰ったら一緒にトレーニングをしていました。

また、バスケクラブでボランティアとしてコーチをしたり、長女の所属していたチームがアシスタントコーチとして受け入れてくれたり、ミシサガに住んでいる日本人キッズへクリニックをしたりしていました。そうやってキッズたちに教えている間に、また私自身ももう一度バスケをしたくなったんです。純粋にバスケットを頑張っているキッズたちにインスパイアされたんです!!そこからすぐ知り合いのコーチに連絡を取り、帰国後の国体に出場することを決め、自分自身のトレーニングも始めました。全くバスケに関わらなかった生活から、ミシサガではバスケ、バスケの毎日になりました。

Q. キッズバスケのボランティアでうれしかったこと、チャレンジに感じたこと聞かせてください。
まずは、私を受け入れてくれたこと。それが一番嬉しかったです。それから、短期間でしたがキッズの成長を感じれた事やハウスリーグで私の担当していたTeam Redが優勝した事もとっても嬉しかったです。

最もチャレンジだったのは英語です。日常生活の英語には慣れていましたが、英語での指導は初めてで、、、最初はなんて声をかけたらいいのかも分からなかったですし、アドバイスしたいことも上手く伝えられずもどかしかったです。

Q. 日本とカナダのキッズバスケで大きな違いはありましたか?

日本には部活動があると思うんですが、こっちではみんなお金 (全然可愛くない額です。笑) を払ってクラブに入ったり、強いチームに入るためにトライアウトを受けたりしてるんです。熱心な親はプライベートコーチを付けたりもしていました。小学校の時からバスケを教わるのにお金を払ったことのなかった私は驚きと同時に恵まれていたな〜と思いました。

カナダでは、小学生でもU-10、U-11などと年齢別に分かれているので小さいうちから試合に出れるチャンスがあるのはいいなと思いました。リングの高さも大人と同じです。(日本では小学生はミニバス用で低いんです。) またこの年齢でトライアウトを受けるので、より競争心や自分をアピールする力が身につくなと思いました。想像できるかと思いますが、良い意味でもSelfish にプレーする子が多かったです。

Q. 今回の留学で自分が変わったことありますか?

自分では自分自身での変化というものは特に感じていません。少しでも成長していたら良いなと思うのですが、、、笑。

ただトロントでも感じたことは、私は運が良いということ!!今までも人との巡り合わせの運が本当に最強だったのですが、そのスキルがさらに磨かれたような気がします。(Luck is a skill. だと思っています。) いつも良いタイミングで助けてくれる人が現れる。トロントやミシサガでも最高の出会いがあり、その方達に支えられ最高の一年を過ごすことができました。

Q. プロアスリートとしてNBA観戦や大谷選手のパフォーマンスを生で見てどう感じましたか?
トロントにいる間たくさん試合観戦を楽しんだのですが、観客として感じたことは、こんなにもみんなを楽しませたり、ワクワクさせる事ができるアスリートって一種のエンターテイナーだなということです。このアリーナやスタジアムに立つために色々なことを犠牲にしたくさんの努力をしてきたんだろうなと思うと、全力で応援したくなりましたし (応援って本当に力になるんです!!)、結果やパフォーマンスが良くなくてもお疲れ様!や楽しましてくれてありがとう!の気持ちで選手を称えるようと決めて観戦していました。頑張っている選手を見ていると現役時代を思い出し、私も何かに全力で取り組みたいなという気持ちになったりもしました。
Q. 留学を終えたNaokoさんが描く将来の夢を聞かせてください。
この一年で“Life is short ”というフレーズをたくさん聞きました。確かに、そう思います。人生は短いです。これからも、自分の好きなことや心の赴くままに、自分の直感を信じて生きていきたいなと改めて強く思うようになりました。

留学中にオンラインでメンタルコーチの資格を取りました。プロメンタルパフォーマンスコーチとしてアスリートのメンタル面のサポートをしながら、大好きな海外を飛び回る生活ができたら良いなと思っています。

Q. Naokoさんにとってトロントとはどういう場所でしたか?

バスケ選手を引退後、なが〜い休暇を取っていた私の人生。トロントはそこから再スタートさせてくれた場所です。
Naokoさんはいつも笑顔で考え方がポジティブなので周りの人をハッピーにするパワーを持っています!メジャーリーグの監督とのお食事ストーリーは一生忘れません笑 (私行ってないのに笑) ステキな出会いが多かったとお話しされてましたが、その出会いを呼んでいるのはNaokoさんなんです!やりたい・興味がある、と思うとすぐにアクションを起こすので見ていて気持ちよかったです。Naokoさんの生き方カッコよすぎます!!これから本格的に始めるアスリート向けのコーチングもトロントから応援しています!
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