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留学密着レポート Vol 10
記事: Kokoroさん (トロント・ビジター)
Q. Kokoroさんはどのような性格・タイプな方ですか?
私は人と話すこと大好きで、好きなものはすごく好き、苦手なものはすごく苦手というような性格だと思います。普段は明るい性格だけど、突然色んなことを考えすぎてしまったり、見たもの聞いたもの全てから色んなことを感じてしまう時もあります。私は小さい頃から同世代の皆んなと好きなものや考えが少し違くて、学校に行けなくなった経験があったり、今も通信制の高校に通っていたり統一性や同じ意見がすごく浸透されている日本では生きづらいことがありました。でもママとパパは私が好きなことやりたい事をやらせてくれるし、すごく理解してくれています。ママはファッションデザイナーでパパは家具などを作っていて、私が小さい頃からママとパパが見ている色んな面白い世界を見せてくれました。そのため私は自分だけのアイデンティティを確立できているんだと思います。
Q. 想像もしていなかったカルチャーショックはありましたか?
最初の3ヶ月通ったバンクーバーの語学学校での出来事がとても大変だったなと思います。最初のホームステイがすごく過酷で五日間ご飯が食べれないことがありました。また私の通った学校では自分の国の言葉を話している生徒さんが多かったり授業があまり自分に合わなくて、このままでは英語が伸びないと思い、すぐ退校しトロントに行くことを決めました。その後も、未成年なため必要なカストディアンのことや学校を辞めてからのビザのことで学校と揉め色んなことがありましたが、そこで諦めずになんとか自分で解決できたことが自信にもつながり、いい経験になったなと思っています。
Q. 12月にトロントへ移動し、ホリデーでゴーストタウンのようでした。知らない街でお友達作りもこれからの状態で年明けまでの2週間どのように過ごしましたか?
トロントに来た当初、ホリデーシーズンで街には人がほとんどいなくて、ダンスクラスもワークショップもお店も何もやっていない状況でした。お友達もいないし、行ける場所もなかったのでとても寂しかったですが、ニューイヤー明けから始まるコミュニティーやワークショップのことについて調べたり、英語の勉強していつか終わるんだ!と思いながら過ごしていました。
Q. トロントでどのような毎日を送っていましたか?
9時頃から夕方までアメリカの通信制高校の授業を受講して、夕方、月曜日はレコーディングスタジオ、火曜、木曜、金曜はダンス。水曜はAGOの編み物のワークショップに行っていました。土日はギターを弾いたり、古着屋に行ったりホストマザーのMaryがいろんなところに連れて行ってくれたりしました。また毎日夜ににみんなで集まってパズルをしていました。
Q. トロントで色々なアートに触れたと思います。日本とは違うと感じたことを聞かせてください。
海外は日本と違って、何かすごいスキルを持っていたり面白い人だと、話しかけてくれたり興味を持ってくれるので、そのカルチャーにすごく惹かれました。電車の中で編み物をしている人がいたり、地下鉄で音楽をしている人がいたり、どこでも色んなアートを感じられたのがすごく楽しかったです。
Q. トロントでは語学学校に行かなかったので、普段の生活でどのように英語を学ぶ努力と意識をしましたか?
アメリカの通信制高校に通っているので勉強は全て英語でできていました。またスマホの設定を英語にしたり、毎日英語のコンテンツを見るようにして、英語を日常化するようにしていました。また毎日英語で日記を書いたこともすごく役に立ったと思います。英語が喋れるようになってすごく世界が広がったと思うし、色んな人と繋がれる一つの武器になったと思います。
Q. 留学は年齢問わず刺激を受けると言われますが、16歳だからこそ留学でこれを得れた・感じれた、ということはありますか?
私はこの留学が初めての海外で、何も分からず英語も全然喋れないままいきなり海外に飛び込んで、その分すごく大変でしたが16歳なので何のプライドもなく全てが初めてのこのワクワク感に夢中になれたと思います。また英語にも自信がついたのでこの時期に留学してよかったなと思います。
Q. 辛いことがあった時、壁にぶつかった時にどのように気持ちを切り替えますか?
留学中は家族にも友達にも会えないからすごく寂しかったし、バンクーバーもトロントも晴れの日があまりなくて気持ちが下がる日が沢山ありました。やっぱり一人でいるときは、よく分からなくなるし、毎日泣いてた時もあったけど、どこか心の中で大丈夫とずっと思っていて、みほさんを始め一緒にパズルをしてくれるMaryや話を聞いてくれるお姉さんもいて、人と話すことで色んなことが消化され元気になっていたと思います。
Q. 留学生活で一番うれしかったことを聞かせてください。
素敵な人達との出会いがこの留学で私を大きくしてくれた一番の出来事だと思います。バンクーバーで出会った二人目のホストマザーとは深い話もしたり、私のこともとても理解してくれていて。私はEverything happens for a reasonという言葉が大好きで、どんなに大変なことができてもその言葉を思い出していて、そんな時二人目のホストマザーのKayの家にその言葉書かれたポスターが貼ってあって、これこそEverything happens for a reasonだなとすごく思いました。
三人目のホストマザーのMaryとはほほ毎日パズルをやりながら毎日色んな話をして、でもその中で一番心に残っているMaryとの会話があって。私はADHDで、でも日本ではADHDはハイテンションで落ち着きがなくて厄介者という理解が多くて、そのため中々自分がADHDだとか言いづらい空気感なのですが、MaryはADHDのことを、何年も前のことをずっと細かく覚えてて、そのことをずっと心配してたりとか、夢中になったらとことん夢中になるけど誰よりも飽きるのが早かったりとか、そういう感じだよねと、私が感じていて事を理解してくれていて、こうやって認識してくれる人がいるんだとすごく嬉しい気持ちになりました。一緒に過ごした時間はすごく短かったけど本物の家族みたいに、私の心の中で二人がすごく大切な人として残っています。
Q. カナダ留学にご興味のある10代の方へメッセージお願いします。留学成功のTipsもあればアドバイスお願いします。
10代での留学は制限されることもあるし、家族や友達に会えない辛さが沢山あると思いますが、その分今にしか出会えない人達にも出会えると思うし、とっても素敵な思い出になると思います。悩んでいるならぜひ挑戦して欲しいです!
Q. Kokoroさんにとってovrseeオフィスはどのような存在でしたか?
みほさんと出会ったときは、バンクーバーの語学学校と色んな問題があってすごく大変な時でした。でもみほさんはいつも素敵なメッセージをくださって、色んな面から支えてくれてとても心強かったです。エージェントと生徒としてではくて、一人の人として私のこと考えてくれて、私がやりたいことを一番に考えてくれて。みほさんと面談があるときは本当に色んなことを相談できて、理解してくださって。こんなに素敵なエージェントさん。みほさんの元で留学できてすごく嬉しかったです。
トロント移動はチャレンジでしたが、Kokoroさんの前向きな姿勢と行動力で成功しました。16歳とは思えないMatureな性格!自分のやりたいことは明確で、でも周りのアドバイスや意見も聞いて前に進むのでやること全てが成功します。壁にぶつかって辛い思いがあっても「大丈夫!絶対良くなるから!」というポジティブシンキングは大人の私も刺激を受けました。Kokoroさんはどこに行っても会う人と仲良くできて、周りをハッピーにさせてくれます。身についた英語力を活かして、これからどんなアーティストになるか楽しみです!
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