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留学密着レポート Vol 3

記事: Saki Takahashiさん (トロント・ワーホリ)

Q. 留学前はどんな自分でしたか?

正直なところ、今とあまり変わらないかなと思います。仲の良い友達と美味しいごはんを食べ、美味しいお酒を飲み、ジムで汗をかいてストレスを解消して、、、という生活でした。

トロント生活でもよく食べ、よく飲み、よく笑い、Goodlife Fitnessにも通って (笑) 楽しく過ごしました。ですが、友達が全くいないトロントの環境は始めはとても応えました。時差ボケも相まって来て1カ月ほどはかなりのホームシックでした。今まで28年間 (恥ずかしながら) 一人暮らしをしたことがなかったので、選べるホームステイで過ごした初めの3カ月は私にとってとても嬉しい期間でした。家に帰っても1人じゃない、というのは異国の地でとても心強く、寒い寒い外から帰って来た時に「おかえり」と迎えてくれ、温かいごはんが用意されているのはとても嬉しかったのを覚えています。

Q. トロントに決めた理由は?

はじめはオーストラリアと迷っていました。しかし、ビーチにサーフィンにと誘惑が多すぎて遊び呆けてしまうのが目に見えていました。雪国のカナダであれば、寒さに弱いわたしは嫌でも家にこもって勉強するかな?と思ったのです (この計画は失敗でした。人は環境に慣れるイキモノです笑)。

カナダに行ったことがない、と言うのも1つの理由でした。なぜトロントかと言われれば都会が好きだからです。旅行で大自然のある場所にいくのは大好きですが、東京で生まれ育ったので、1年間「住み、生活する」と考えた時になるべく生まれ育った環境に近いところでストレスなく生活するということに重点をおこうと思いました。

Q. 今回のボランティアはどのように見つけましたか?
トロントで知り合った日本人の友人が知り合いの方から今回のボランティアの話をいただき、適任を探していたそうです。大学時代は私も飛込選手で水泳に関係が深かったことをその友人は覚えてくれていて、1番初めに話を回してくれました。
Q. ボランティアでの仕事内容について教えてください

神奈川県相模原市とトロント市 (旧スカボロー市) は姉妹都市関係にあり、その縁で2年前にトロントのトップスイマーが相模原市に合宿に来ていたそうです。今回は日本から高校生のトップスイマー達がオンタリオ連盟主催の国際試合に出場、その後はカナダのナショナルチームとの合同練習を行う予定でした。元オリンピック選手のコーチが率いる日本チームの中には東京オリンピックでメダルを期待されている選手もいて、とてもハイレベルな試合です。

私のボランティア内容はオンタリオ水泳連盟からの依頼で「オンタリオ国際ジュニア選手権とオンタリオ代表チームとの合同練習の帯同通訳」でした。ですが10日間の滞在中、試合や練習だけではなく、ダウンタウンやナイアガラへの観光の帯同、ホテル滞在中の食事の手配や送迎バスドライバーとの時間調整なども行いました。

トロントにはリオデジャネイロオリンピックでメダルを多数獲得したスター選手がいるのですが、なんと彼女はまだ高校生です。今回の合宿においても一緒に練習する機会があり、日本のコーチ陣はスター選手を育てたトロントのコーチに技術面はもちろんのこと、team building についてや選手のmental controlについてなど様々な角度から質問をしていました。選手達も長時間の移動や時差ボケでとても疲れていましたが、そのようなスター選手と一緒に練習できたことはとても刺激になったと思います。

ダウンタウン観光においては、オンタリオ水連の方から「日本人の目線でトロントを楽しめるエリアを案内してあげてほしい。Sakiがいいと思うプランをたててほしい。」と依頼されました。シンボルである?CN Towerはもちろんのこと、冬のトロントらしいことと言えば屋外スケート!ということで、HarbourfrontでのスケートやDistillery DistrictのChristmas Marketを訪問したり、DollaramaやChinatownでの買い物もしました。

移動はSwim Ontarioがチャーターしたバスだったのですが、空港にSchool Busが迎えに来た時にはさすがに驚きました。選手達も映画でしか見たことのない黄色いスクールバスにとても喜んでおり、よい経験になったと思います。

Q. ボランティア中にチャレンジと思ったことはありますか?それをどのように対応しましたか?
試合中にもそれ以外にもたくさんトラブルがありました。ホテルに迎えに来るはずのバスが時間に来ずに試合に遅れそうになったり、試合で違反があり審判長と話をしなければならなかったり、エントリーミスがあったり、時には「通訳」という枠を超えて対応しなければならないことも何度かありました。

また、食べ物にアレルギーのある選手がいたのですが、チャイナタウンで昼食を食べた際にその食材が入っているか店員に尋ねると「わからない」と言われバトルをしたり笑。

もちろん私の英語力では理解できないこともたくさんありましたが、Swim Ontarioのメンバーをはじめ代表チームのコーチや日本の選手を受け入れてくださったホストファミリーなど、1つ1つ丁寧に分からない時は何度も説明をしてくれました。私も事前に調べられることは調べたり、電子辞書を使ったりして対応しました。

Q. ボランティア経験でうれしかったことはありましたか?
トロント大学での合同練習でのことです。カナダの選手はそのまま荷物を抱えて着替えに行きましたが、日本の選手は練習後、プールサイドに一列に並んで一礼をしたのです。これは私も選手時代にやっていたことで、競泳に限らずきっと日本のどのチームもやっていることだと思います。練習をした場所に使わせてもらってありがとうという感謝と尊敬を示す行動。日本人のそのような姿勢は本当に素晴らしいとカナダチームのコーチに褒めていただき、日本人としてとても嬉しく感じた出来事でした。

あとは、ちょっとミーハーですがオリンピックのメダリストの練習を間近で見て一緒に写真が撮れたことです!!笑。リオオリンピックの競泳の試合は欠かさず見ていましたが、まさかオリンピックで表彰台に上がった選手の通訳をし、練習を見て一緒に写真までとれることになるとは2016年の私には想像もできませんでした!

Q. ボランティア中に自分の英語が伸びた!と思った瞬間はありますか?
日本チームの滞在最終夜にオンタリオ水泳連盟、選手を受け入れてくださったホストファミリー、カナダナショナルチームのコーチ陣そして日本チームでの懇親会が行われました。大変嬉しいことに皆さんからささやかなプレゼントをいただき、最後に少しだけスピーチをさせてもらいました。大したことは話していないのですが、その際に皆からの笑いを取れたことが少しだけ自信になりました!
Q. これから渡航するワーホリ生徒さんへメッセージ、留学成功のTipsもあればアドバイスお願いします
ワーホリでカナダに渡航している生徒さんはたくさんいます。語学学校はもちろん、イートンセンターに行けば必ずと行っていいほど日本人が歩いています。ただ、一言で「ワーホリ」と言ってもそれぞれのモチベーションは違っています。ただただ海外に住んでみたくて来た人、大学進学のために来た人、夢を追いかけて来た人など様々です。

自分は何のためにカナダに来たのか目標を見失って途方にくれることもあるかもしれません(きっと1年間で1度は経験するはず!?)。私はもともと「なんとなく海外にいってみたい」という確固たる目的なく来てしまっていたので、来て早々に壁にぶつかりました。カレッジに行くために一生懸命勉強している友人を羨ましく感じたり、フルタイムの仕事を見つけてオフィスで働いている友人がカッコよく見えたりして、なんだか自分だけ地に足がつかずにフワフワしているように感じたりもしました。でも「人は人、自分は自分」私は自分のやりたいようにやればいいんだ!と言い聞かせ、医療英語を学校で学んだあとは旅行をしたり、バイトをしたりトロントでの生活を楽しめたと思います!

運良く同じモチベーションでこちらに来ている友人にも出会うことができ、一緒にアイスランドへ旅行したり、飲みに言ったり、たくさん助けてもらって精神的にも辛くなることなく過ごせたような気がします。英語を上達させるために日本人とはあまり関わりたくない!という人ももちろんいると思いますが、気兼ねなく話せて価値観の合う友人とたまには息抜きをして過ごすこともトロント生活を充実させる1つの大事なポイントかもしれません!

●留学成功のTips●

私も自分自身の留学が大成功!!かどうかは分かりませんが、一言で言えば「自分に目一杯ワガママになること」ではないかなと思います。1年間はあっという間です。やりたい事があれば妥協せずにやる!人に合わせる必要はありません。限られた1年という期間を後悔なく過ごせるよう願っています!

Q. ovrseeオフィスはSakiさんにとってどんな場所ですか?

私にとってオフィスは「トロントの実家」のような場所です。1人暮らしを初めてしたトロント、でもトロントには実家=帰る場所がありません。そんな中ovrseeのオフィスには必ずミホさんがいてくれて、変わらぬ笑顔で迎え入れてくれます。月に1回メトロパスを取りにオフィスに行く際には近況報告をしながら相談に乗ってもらう時もあれば、今日はちょっと寄っただけ!というような感じの日もあり、まさに私にとっては「実家に帰る」ような感覚でした。過保護すぎず、でも放任でもなく困った時にはしっかりと支えてくれ、見守ってくれる家族のようなスタッフの方々に大変感謝しています!
とても行動的で元気なSakiさん!留学中に得た経験は全て自分でチャンスをゲットしカタチにさせました。チャンスは待つものではないとSakiさんを見るといつも私は自分に言い聞かせていました。毎月オフィスで1ヶ月の留学生活アップデートを聞くのが楽しみでした。Sakiさんのように壁にぶつかっては周りを見て、その壁をどう乗り越えようか考えてアクションを取る生徒さんは応援しがいがあります。これからも日本、いや世界でのSakiさんの成功を応援してます!

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